活動報告 7
『鉛筆デッサンと背景の研究』
2~3月は鉛筆デッサンと背景の研究を行っています。
その詳細は4月に入ってから発表会、講評がある予定です。
その結果は後日ご報告させて頂きます。
’22-1-16 講評会 (新年の絵画)
I.M ダイヤモンド富士
印西市にダイヤモンド富士が見られる場所がありそこで「一富士二鷹三茄子」の目出度いものを描きました。
「絵は創るもの」を実感しました。
先生; 茄子が良く描けていて周りを黒にしたことで締まった絵画に仕上がっていてとても良いです。
H.U 伏見稲荷
子供の頃 母に良く連れて行ってもらった伏見稲荷を懐かしく思い絵にかいてみました。
今年は明るい感じがして良い年になりますよう祈りました。
先生;大胆な構図が良い。デッサン力が向上しましたね。
M.T 白いもの
どうも忘れっぽくなってしまいましたが3日間1時間ずつ描いて仕上げてきました。
先生;絵を描く時間を持ててよかったですね。アクリルの 良さが良く表れています。
3回重ね塗りした結果、明るい絵画になりました。
白いものを立体的に描くのは難しいが
良くできています。
Y.I 招き猫
先生に最初見て頂いた時、折り紙の金色を表現するところを工夫してみるようご指示がありました。
M.Tさんに反射する絵の具(アクリル)を頂いて塗ってみましたところ改善されたように思います。
先生;
オブジェの周囲(背景)を明るい青と赤で大胆に仕上げてみました。全体が融合してよくなりました。
K.S 宝船と達磨
正月の縁起物である宝船と達磨を自宅で見つけ出し描きました。
宝船は難しかった。
先生;縁起物が入ってとても良い。背景も良く描けています。
M.M
12月に描こうとしたが出来ず昨日急いで描きました。
塗り方が難しかった。バックの描き方が「私の今年のテーマ」です。
先生;この絵のバックは良いと思います。葉の描き方、今後は線の描き方を研究してみて下さい。
白のオブジェの立体化は良くあらわされているがもう少し大きく描いた方が良かった。
T.T
獅子頭を始めて描いてみました。黄色の深みが出ないで苦労しています。
先生;光、影がイラストレーターの様な表現で良い。漆の艶も出ている。細いタッチの筆使いもよいが大胆に筆を運ぶ練習もするとより良い絵画になると思う。
H.S
仕事柄、正月は忙しかった。成人式で20歳又はそれ以降の方を描いてみたい。下に女性を描きその上に
テニスやサッカーをする人を入れました。描いていて迷い、悩みましたが今年もマイペースでやっていこうと思っています。よろしくお願いいたします。
先生;どんな構成に絵を描こうか、どんな感じの絵に描こうか考えることが大切です。
M.Y
モチーフで悩みました。色塗りが難しい。最初鉛筆で描いて進めますが今回新しい用紙にしてみましたが、今後これまでの用紙に慣れているので慣れたものにしたいと思います。
先生;ケント紙ですね。慣れないと難しいところもありますが慣れてくると筆の滑りも良く味のある絵画に仕上げることができますので機会があればやってみて下さい。
C.I
厄除けと一輪のアートフラワーが部屋を華やかにしていましたので描きました。
今年も絵を描くことで健康に過ごしたいと思っています。
普段 絵を描ける時間が少なく予め描けませんでした。
先生;今回のテーマでは短時間(教室での2時間)で描く程度で良いので早く単純に描く練習でよいです。
(前もって描いてこなくてもよいです)限られた時間に描き上げることも練習です。
この絵の「厄除けと花の組み合わせ」のように身近で異質のものを描くことも大切です。
A.S
今年は庭に「千両」が多く咲きましたのでそれを描きました。今回先生に多くの部分を仕上げて戴きました。
今年も1年間ニケを休まず続けようと思いますのでよろしくお願いいたします。
先生;デッサンが良いです。スケッチ風で1枚の絵として完成することを目指しましょう。
元の絵画は細かいところまで良く描けていました。しかし元の絵の感じを壊さず短い時間で完成
させることも大切です。私が追加した部分に追加して赤い実などを追加して緻密な絵に完成してください。
先生の総評
今日の講評会で次のことをお勧めします。
-
池田満寿夫---大胆な版画
-
梅原龍三郎--色の響きあいが素晴らしいです。
皆様も調べて研究してみて下さい。
’21-12-19 講評会(水牛の骨 絵画)
C.I
デッサンの方は陰影の表現が難しかったのですが 先生にご指導いただきました。
水牛の顔の長さを表現するのが難しかった。
先生;
骨の複雑さを表現するために
デッサンが重要です。
そのために最初、全員にデッサンから入って頂きました。
2作目;デッサンが生きています。
鏡に映った後ろ側を左側に配置して細部を省略して良い構成になっています。
鉛筆デッサン F6
水彩 F6
クロッキーデッサン F6
水彩 F6
K.I
4回のレッスンを1回休んだこともあり充実した絵画になりませんでした。
先生;
右側の絵画はサラサラと上手く描いています。
後ろの鏡を利用した構成が良い。
遠近感、構図、色合い、バックのバランスなどが良い
A.S
忙しく多くの時間が取れませんでしたが絵画を楽しませて頂きました。
先生;
形が魅力的です。
骨に入った「ひび」がうまく表現されていてとても良いです。
バック(背景)の処理もよい。
絵のバランス、色合いは大切で
その点良く表現されています。
M.Y
バック(背面)を暗くしてみました。
バックの赤をもう少し強くした方がよかったかもしれません。
牛の角をしっかり描くように指導されました。
先生;
画面いっぱいにオブジェを入れた構図は良い。台を無視して大きく空間を取ったのもよかった。
青系に統一、水をにじませたり、
変化を付けたり、背景も良い
K.S
1作目;青空で遊んでいる光景を想像しながら描きました。
2作目;後ろ側から描きましたが難しかった。下に水があることを想像しながら描きました。
先生;
作者の人柄が表れています。
激しくはないが微妙な色合い。
水牛を想像しながら描いている。
特に後ろ側から見える歯がうまく描けていてよい。
M.M
3点描きました。
背景が難しかった。
また後ろ側からの絵画は難しかった。
全体として骨の絵画は容易ではありませんでした。
先生;
中央の絵画、青い台が良く描けています。
描きながら色々な手法でやってみて下さい。左の絵はまだ途中ですが色々な手法を試みてください。
H.S
1)骨だけでなく全体として色気ある絵画にしようと思いました。
2)骨の魅力;インパクトを出して舞い上がる感じにしたい。
先生;
骨の他に 花を入れ、リンゴも入れた面白い絵画になっています。
色気も大切な要素です。
絵を描くと同時に「絵を作った」
「写実」に徹するのではなく
作る感覚が大切なこともあります。
Y.I
皆様の絵画を拝見してただしっかり描くことだけではないのかなと思いました。オブジェを正しく描くだけでなく絵に訴える何かを込めることが大切と感じました。
先生;
正しく描くことも大切です。
しっかり骨を描いています。
背景に工夫があり良い。台の青も
良い。
I.M
骨の他に何か付けようと思い
ドライフラワーを入れてみました。
影が合わなく苦心しています
先生;
カボチャがカッコいい。骨も描きこんでいる。色彩も豊富でよい。
ドライフラワーと「よこしま」の
組合わせも面白い。「よこしま」を生かしつつスピード感、深さを生かすと更に良い。
H.U
骨は難しいです。
添えるものを変えただけでも絵の
感じが変わります。
先生;
バックが良い。
周りの色が良い。前にやったワイエスにも似ている点があります。
骨の輪郭に入れた青紫が絵を活気づけています。人物を入れると更に良い。
T.T
油絵 3回塗り
前の色を出すのに苦労しています。
バックは厚く塗って試みています。
油が乾かないとぬれないのでまだ時間がかかります。
先生;
油彩画に骨に挑戦しています。
青の発色がよい。他の色よりも目立ちます。
このままのバックでも良いくらいですが乾いてから完成させて下さい。
M.T
1枚目 鉛筆白黒デッサン
2枚目 色をのせました。 水牛の
目と口がポイントです。
先生;
クレパスで色を重ねた描き方で
とても良い。
淡くする部分はティッシュで擦り淡い色にするなどの工夫をして差をつけて戴いてとても良い。
白黒のスケッチよりクレパスの
色の差が良く分かります。