
活動報告 4
第7回小室駅絵画展示会
北総線 小室駅 4/16~4/30

南側 展示



夕暮れの小室駅
アクリル F6号 I.M
小室駅風景
油彩 F6号 T.T
小室駅
水彩 F6号 K.I


小室駅
水彩 F6号 H.U
小室駅画展
アクリル F10号 Y.I

昼下がりの小室駅
油彩 F10号 C.I

北側 展示

電車近ずく
水彩 F6号 M.M

小室駅全景
水彩 F6号 K.S

早春の花
油彩 F6号 A.S

小室駅前ロータリー
水彩 F6号 K.S

幸福の木
水彩F4号 M.T
近況 先生の指導と活動風景


「冬の花」講評会
1~2月に制作しました絵画の講評会がありました。


A.S
先生の講評
左の2作 背景の変化、暗めで平板でなく、とてもいいです。右側のもう一作品は黄色い系のもので単一の
背景で花が浮き出ています。左の作品では白の花の感じがいいです。花びらもいいんですが花びらの輪郭がギザギザしていてしわが細かくあるのですがそれを描いた方がギザギザと対応すると思います。花の特徴が出ますのでそこを是非手を入れてください。今の花とは全然違ってきます。
もう一つは白い花ですので背景をどうするか、この位かをうまく背景に色を付けることで白い花が浮かび上がってきます。全体が浮かび上がり その上で細かなしわも出てくると更にいいかと思います。凹凸や質感で花を現わせたらいいかと思います。

先生の講評
作者談;葉ボタンのバックが出来ていません。葉ボタンは良かったのですが、バックが同系色になってしまいいまいちです。シクラメンは葉を大きくすればよかったと思います。
先生
⇒これは結構効果があります。これがあることで広がりができます。シクラメンとは違う茎ですので効果的です。葉が花より小さめですが、もう少し大きければ良かったです。花をアップに近づけてその分色味の変化をたっぷりと絵の具を付けて色を混ぜて濃淡を付けながら、バックもそうですが明るい色合いで色を沢山付けると重くなるが軽やかさが出てきます。紫の感じに青が入っているのは効果が出ています。
M.M

作者談:シクラメンの群生、明るい春を表現しもっと丁寧に書ければよかったと思います。特に葉を。
先生
⇒上から光が降注いでいる光の効果がとても良く出ています。それを生かすためにある背景の暗さがとても光をより強めています。葉はこの位の方が動きもあって軽やかさがあり、色味もいいと思います。背景の色にもあっています。この花を引き立てる色味としてもいいですし、濁った色が効果的です。
葉も単色の感じで描くと写真の様になりますので絵画的でいいです。
K.I

作者談;:幸福の樹を描きました。めったに花が咲かないのですが花を描きました。
先生
⇒色を重ねた分、発色がいいかと思います。光を感じさせる様です。背景は余り描かないで葉と花が光に包まれた方が絵としては面白いです。幸福に木の花は見たことがないので貴重ですが、葉の艶やかさうねりなどをもう少し描き込んだ方がいいかと思います。
M.T


Y.I
作者談:花びらをぼかそうとしましたが思うように
ゆかず、きちんと線を入れてもみましたがうまくいかなかったです。2番目の絵は先生に紫を大胆に入れて頂き良くなりました。
先生⇒アクリルでぐいぐい迫っているのがいいです。3点とも背景が結構広いので少し変化を付けた方がいいのではないかと思います。
2枚目の絵;ここに色を載せてみました。緑のみずみずしいビリジャンでしたので紫ぐらいが効果的と思いました。花が葉に迫るそういうのがいいですね。アクリルならではの重ねて、それもよくできている。

作者談:白い花は後ろが暗いと目立つのかと思いました。ところが左の葉が白く見えますのは日差しが後ろから当たるとこういう感じになりました。後ろの木が黒っぽいのも日差しの成果とおもい、それを描こうかと思いましたが難しそうでした。
先生⇒子供たちの絵でも八つ手を描くのですが、冬場のモチーフがない時は八つ手をやります。結構面白いです。
葉がガーンと広がっていますし、中に花が咲いていてかっこいいです。素晴らしい絵です。緑の葉っぱの中に青みがかったのが入っていていいです。背景も黒くして浮き上がっています。これが別のタッチで効果的に細かく の風景の様です。色味も考えています。
I.M

作者談:さっさと上手に描きたかった。
先生⇒花がいいです。さっさか書いているので軽やかに重くならずに大胆にできている。この位大きく描くのは迫力があります。絵の具のいろいろな使い方の練習になるかもしれません。葉がちょっと、もう少し変化があってもいいです。葉っぱによって花はとてもいい、背景も軽やかでいいです。もう少し濃いめに色があってもいいですね。
H.U
T.T


作者談:
右側 上から見るとなかなか色が橙色っぽいのですが左は八つ手の花と青木の赤い実と葉の腑を出そうとしたのですが目立ってしまうので腑を少し消しました。
先生⇒点々が目立ち過ぎた方がいいような気がします。その方が赤に対応している。腑が強い方がいいです。
絵画的にも現代日本画的な強調するところがあります。全体にはやわらかい世界が出ている。そこに一つ強うものがあるといいです。色味はいいです。
K.S

作者談:ナイフのみでの作画にチャレンジしてみました。中々難しく挫折しました。
先生⇒ナイフは荒々しさ、スピード感があるのですが、消えてしまいました。ナイフの感じでなく筆で描いたようになりました。ナイフは難しいですが、面白いので今度機会があればアクリルも含めて何か描いてみたいです。
エッジのところの青が残っていていいです。ナイフは削ることもできますので変化、効果も出てきます。
人物画;22-12-4人物画スケッチ 22-12-18講評
先生よりの口頭説明
■皆さん、なかなか人物を追求するのはモデルさんがいない中で描くのは難しいのが分かったと思います。出来るだけ何枚も書く様にしないと人物は上達しません。
人物の難しいところは1ヶ所を修正すると全体に関連します。静物画ですとそれ程影響はありません。
実際にモデルさんだと、しかも立っていると非常に難しくなります。
顔は顔で難しいですし、目を少し動かすだけでバランスが崩れます。動きが出てきます。
9,10月に予定表にもありますが、また人物モデルさんに来てもらえればと思います。

T.T:かなり頑張ってやりました。きちんとデッサンをして人体の形をしっかり固定してその中で肌の透き通った感じを出しています。一見するとさらーと描いている様に見えますが、何度も重ね、背景が深い色ですので浮き上がってきます。微妙な光の感じがあるます。まつげが描かれていないのは注意点です。今年は細部までこだわります。日本画家の加山又造を思い出します。

K.I :何枚も描いた方がいいと、何枚も描いています。全体のバランスがいいです。中々顔の感じがモデルさんの特徴までは難しいですが、バランス的には非常にいいもののなっています。私が描いた絵に似たような感じの絵にはなりますが、絵を参考にして顔のふっくらした感じ、モデルさんの特徴も出来ています。筆使いも大きな筆使いで良かったです。


M.M:何枚も描いて、背景が気にいらないとの事ですが、しっかりと書いてあります。ちょっと面白いです。ちょっと難しいのは左腕から曲がった指の感じのところが中々難しいです。もうちょっと大きくなっても良かったかもしれません。ちょっと小さいかもしれません。大事なポイントですが、顔ももちろんですが、身にまとった服が黒いので大事なアクセントになるのでちょっと大きめに描くといいです。見上げた感じだと思います。顔が少し上を向いた感じでよくできています。
黒いふぁっとしているは中々難しいのですがやはり体をつつんでいる骨格的なものをちょっと意識したり、肉を意識したりさらーと書きながら骨のところとか胸のところとか足のところの骨格、肉付を意識するといいかと思います。

A.S :バックの話しをしましたが、この色味がちょっと紫、赤紫がかった色味のガスタムをちょっと強めに青い色が載っているところが顔をパーンと浮き上がっている。弱いとファーンとしてしまう。強いところがあるといいです。ついでにこの色がちょっと入ってきますといいです。何か人物の肌の色かというか、使い方が黄色や紫系の色で面白いかと思います。

C.A :立っていますね。この辺にちょっと暗いところを入れて安定感があります。それが大事ですね。
顔はいい顔です。バランスも取れていますのでなかなかいいと思います。私が要求したいのは周りをもう少し意図的に、以前やりました全部塗っていないことがあります。余白を意識して残す。どういう形で残すという事を考えながら塗っていることがかっこいいです。
何故かというと結構周りが広い、広いのは全然かまわないですが、こういう様に小さくポツンと入れるのはいい感じの絵になります。広い分ここをどんなふうにしたらこの人物を引き立てるか、周りの空気感をだせるか考えてみましょう。今度、資料を持ってきます。


K.S :血管です。素晴らしいですね。人体の肌があってここに影が出来ます。その影をどんな色で塗るかというのはなかなか難しいです。皆さん影を濃くしたり、色味を変えたり、これは強めに描いています。
影をどういう風にするかという時にこういう風にちょっと大胆ですが緑っぽい色を入れて影をつけている。顔は暖色系で面白いです。マスキングテープを使ってかなり背景を意識しています。ここの塗りかたとは違っています。こちらも横のタッチも変えています。肌の色もいいですね。オレンジ系のほっぺのところがいいです。あごの下の影も面白いと思います。


Y.I :アクリル、顔が難しかったのでちょっと私(先生)がやったデッサンをを参考にして大分モデルさんに近づいたと思います。水彩画とは違ってアクリル画は追求が出来るのでやはり油絵とかアクリル画はいいかと思います。
講評後先生より
まとめ:今度、「パステル」練習をしましょうか。パステルはスケッチ、人物を描くには都合がいいです。
パステルを使って今年度のスケジュールでやりたいと思います。パステルをやりましょう。
人物のモデルさんに来てもらった時にパステルの方が映えると 考えます。
人物はなんとか格好がつきました。
